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巨勢典子、ニューアルバム『軌跡』を2026年5月13日配信リリース。記憶、祈り、再生——静かに心を揺らす全曲インストゥルメンタル作品

巨勢典子

ピアニスト/作曲家 巨勢典子 が、ニューアルバム 『軌跡』 を2026年5月13日(水)に配信リリースした。

本作は、全15曲を収録したインストゥルメンタル・アルバム。繊細で叙情的なピアノ表現を軸に、記憶、祈り、再生、そして日々の美しさを丁寧に描き出した作品となっている。

Nujabes「reflection eternal」のサンプリングソースとしても広く知られる巨勢典子が、長年培ってきた感性と静かなまなざしをもとに紡いだ本作には、「Still I Miss You」「レクイエム」「やさしい追憶」「美しい日々」など、ひとつひとつの楽曲が異なる情景と感情を宿しながら並んでいる。時を越えて響く音の軌跡が、聴く者の内面へそっと広がっていく一枚だ。  

『軌跡』は、巨勢典子がこれまで歩んできた時間そのものを、静かなピアノの響きで編み上げたようなアルバムである。全曲インストゥルメンタルで構成された本作には、言葉を用いずとも感情や風景を伝える彼女の表現力が、端的かつ豊かに刻まれている。ひとつひとつの音は過剰に感情を煽ることなく、しかし確かな温度を持って鳴り、聴く者それぞれの記憶や心の深部に静かに触れていく。

アルバム冒頭の「澪」は、タイトルが示すように、流れの中に見出される道筋を思わせる楽曲であり、本作全体の入口として穏やかで深い余韻を残す。続く「Still I Miss You」は、巨勢典子の代表的な旋律感覚をあらためて印象づける一曲であり、懐かしさと現在が交差するような響きが胸を打つ。「月色の波」「あした咲く花」「風の記憶 (2026)」といった楽曲群には、自然や季節の気配、時間の移ろいが滲み込み、聴く者の内側に眠る風景を呼び覚ますような力がある。

本作の魅力は、単に“美しいピアノ作品集”に留まらない点にある。「慈愛」「捧げもの」「レクイエム」「pray」には、祈りや喪失、他者へのまなざしといった深い主題が息づいており、静けさの中にある切実さが際立つ。一方で、「ハルカゼ」「美しい日々」では、やわらかな光や再生の気配が感じられ、アルバム全体に閉じすぎない開かれた印象を与えている。

『軌跡』というタイトルは、巨勢典子自身の歩みであると同時に、音が辿る道、そして聴き手の人生に残る痕跡をも意味しているように響く。Nujabes作品へのサンプリングで世界的に知られる存在でありながら、その核にあるのは常に、ひとつの音に誠実であること、そして聴く者の心に静かに寄り添うことである。本作は、その姿勢が最も純度の高い形で結実したアルバムであり、時間の流れの中で何度も立ち返りたくなる、静かな強さを持った一枚だ。  


■リリース情報

  • アーティスト名:巨勢典子
  • 商品タイトル:軌跡
  • 配信日:2026年5月13日(水)
  • 配信ストア集約URL:https://big-up.style/iDJEYNmqeX

■収録曲

  1. 澪
  2. Still I Miss You
  3. 月色の波
  4. あした咲く花
  5. 風の記憶 (2026)
  6. 風の花
  7. 慈愛
  8. from the sky
  9. origin
  10. 捧げもの
  11. レクイエム
  12. pray
  13. やさしい追憶
  14. ハルカゼ
  15. 美しい日々

■アーティストプロフィール

巨勢典子 は、繊細で叙情的なピアノ表現で高い評価を受けるピアニスト/作曲家。代表曲「I Miss You」は Nujabes「reflection eternal」のサンプリングソースとして世界的に知られ、以降も映像音楽、ライブ、コラボレーションなど幅広い活動を続けている。近年はNujabesトリビュートライブへの参加や、Shing02とのコラボレーション、広告・映像作品への楽曲提供など、時代やジャンルを越えてその音楽性を広げている。公式サイトではライブ情報やリリース情報、近況が継続的に更新されている。


■Official Links