SNS総フォロワー数650万人超を誇る「午前0時のプリンセス」のメンバー、JESSICAが世界を変える30歳未満のイノベーターを選出する「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2025」に選出され、25日都内で行われた授賞式に登壇した。

「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」は、グローバルビジネス誌『Forbes JAPAN』が発表する「世界を変える30歳未満」30人を選出する企画。現在は、米国版の他、欧州版、アジア版、アフリカ版など、25カ国以上で企画を展開し、世界規模の企画にまで成長。過去、Facebook（現 Meta）創業者のマーク・ザッカーバーグ氏、サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド氏、女優のエマ・ワトソン氏、歌手のブルーノ・マーズ氏など、各界の歴史に名を刻む人物を選出してきた。

日本版の実施は今回で8回目となり、80名以上のアドバイザーからの推薦を経て、最終的にForbes編集部によって30名が選出された。そのような名誉ある賞にJESSICAは、クリエイター、ダンサー、振付師としてなど多方面で活動している功績が評価され、受賞に至った。

全身真っ赤なドレスで登壇したJESSICAはプレゼンターを務めたForrbes JAPAN編集長の藤吉 雅春から受賞のトロフィーを受け取った。

授賞したことへの喜びについて「本日はこのような素敵な賞をいただけてとても光栄に思っております。そして私事でございますが、本日8月25日、30歳の誕生日を迎えることができました。」と明かすと会場から温かな拍手が沸き起こった。受賞が20代最後の節目となったことについて「このForbes JAPAN 30 UNDER 30 ギリギリの選出で30歳も素敵な幕開け過ぎて本当に嬉しく思っております。」と喜びを明かした。

続けて、「私は小学校からダンスを始めて、ずっと自分の好きなことをとても大事にして生きてきました。すごい選択を迫られる時がたくさんあったんですけど、自分を信じて挑戦し続けた結果がこのような賞につながったのかなと思っております。そしてこれからも私と出会った方々が1秒でも多く笑顔になれる時間が増えればいいなと思っております。これからも私はダンスで表現していき、動画を通してたくさん活動していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。」とこれまでの活動を振り返りながら、今後の抱負を述べた。

授賞式の後に行われたフリップトークでは「自分が思い描く未来の自分」というテーマでトークを展開。JESSICAは「I♡ME（アイラブミー）」と書いたフリップを掲げた。その理由について、「未来とか将来は誰にも分からないことなので、どんな選択をしても自分が選んだ、自分の選択は間違いじゃない、これが正解だ、そんな自分が好きだという風にずっと生きていけたらなと思って、私はI♡MEを掲げてこれからも生きていきたいなと思っております」と熱い想いを語り、「私は皆様に愛されて今ここにいますので本当に感謝を伝えたいです」と、ファンへの感謝も口にした。

また、この日同じく「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」を受賞した7人組ダンス＆ボーカルグループHANAのメンバー・NAOKOはJESSICAがダンス講師をしていた際のレッスン生だったという。これについてJESSICAは「HANAのNAOKOとは深い縁がございまして」と切り出し、「昔、いつか一緒のステージに立ちたいねと話をしていたのですが、ここでまさかそれが叶うとは思ってなくてすごく嬉しく思います」と、長年の想いが叶った喜びを嚙みしめた。

JESSICAのコメントを聞いたNAOKOも「私の師匠にあたる方。昔から本当にアーティストとしても学んだことはもちろんたくさんあるんですけど、人として教えてくれたものが今の私を作っているので本当に今日この機会をいただけたことと今日一緒のステージだったことをすごく嬉しく思います」と師弟の絆を改めて感じさせる場面となった。

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